飛天双〇能

  • 飛天双〇能 特別企画 五十鈴塾 6講座
    2024年2月5日(月)~7日(水)
  • 飛天双〇能シンポジウム
    2024年2月7日(水)
  • 飛天双〇能 能楽奉納
    2024年2月8日(木)

飛天双〇能とは

30年前に大倉正之助が開催した12年一巡りの飛天双〇能が始まりで、この度2023年1月8日に滋賀県・多賀大社より再開しました。次回は2024年2月8日に伊勢神宮 内宮参集殿能舞台にて能楽を奉納させていただきます。再開した飛天双〇能は神社仏閣などの野外能舞台もしくは組立舞台に於いて、1年に1回能楽奉納を行う計画です。2024年は復元した御囃子道具、舞台造り花を制作して能楽奉納をさせていただく予定です。

日程

10:00

11:00

12:00

13:00

14:00

15:00

16:00

17:00

18:00

19:00

2月5日(月)

  • 五十鈴塾

    伊勢工芸の現状

    13:00~14:30
    聞き手:大倉正之助
    (能楽師・重要無形文化財総合指定保持者・一般財団法人令和文化蔵代表理事)

  • 五十鈴塾

    神宮と芸能

    15:30~17:00
    講師:櫻井治男
    (皇學館大学名誉教授)

  • 五十鈴塾

    能楽奉納解説「翁」・「高砂」

    18:00~19:00
    講師:安田 登(能楽師)

2月6日(火)

  • 五十鈴塾

    天照大神と倭姫の巡幸の旅を辿る

    15:30~17:00
    講師:池田雅之
    (早稲田大学名誉教授・比較文化論・翻訳家・一般財団法人令和文化蔵理事)

  • 五十鈴塾

    能楽奉納解説「箙」・「羽衣」

    18:00~19:00
    講師:安田 登(能楽師)

2月7日(水)

  • 飛天双〇能シンポジウム
    • 12:00 開場

    • 第一部

      伝統ものづくりの現場

      13:00~14:10

    • 第二部

      奉納から読み解く日本文化
      (進行・大倉正之助)

      14:20~15:30

    • 能楽師紹介・ゲスト紹介

      16:00~16:30

    • 交流会

      16:30~17:30

  • 五十鈴塾

    能楽奉納解説「三輪」・「石橋」

    18:00~19:00
    講師:安田 登(能楽師)

2月8日(木)

  • 飛天双〇能 能楽奉納

    10:00~15:00
    「翁」「高砂」「箙」
    「羽衣」「三輪」「石橋」

  • 直会(なおらい)

    16:00~18:00

飛天双〇能 特別企画
五十鈴塾 6講座

2024年2月8日、伊勢神宮能楽奉納に於いての記念講座。伊勢市内の五十鈴塾でワークショップを開催いたします。ぜひご参加ください。

  • 伊勢工芸の現状

    2月5日(月) 13:00~14:30

    伊勢の工芸である伊勢和紙(和紙)、伊勢麻(大麻)に携わる皆様を迎えて、伝統工芸の現在を聴き、地域に在る伝統工芸の実際を紐解きます。伝統を未来へむかう担い手のお話は、現代を生きる我々の手がかりとなるのではないでしょうか。

    聞き手:大倉正之助
    (能楽師・重要無形文化財総合指定保持者・一般財団法人令和文化蔵代表理事)

  • 神宮と芸能

    2月5日(月) 15:30~17:00

    天照大神が長旅を終えて五十鈴の川上に鎮まられた喜びの日、終夜に及ぶ宴楽歌舞がなされたと『倭姫命世記』は伝えています。川のせせらぎが奏でる清爽の響きと森厳の場での祝宴は、きっと人々の心を魅了したでしょう。神宮と芸能との関係は、神事儀礼の面と、人々が大神への奉賛・奉納として心を形にされる面があります。後者の、伊勢猿楽三座、謡曲「絵馬」、近隣神社の獅子舞・翁舞などを中心にお話ししたいと思います。

    講師:櫻井治男(皇學館大学名誉教授)

  • 天照大神と倭姫の巡幸の旅を辿る

    2月6日(火) 15:30~17:00

    天照大神と倭姫の長き巡幸は、多くの奇跡と謎に包まれています。しかし、このロングジャニーは伊勢神宮の創建と大和王権の建国に深く関わっています。日本書紀、倭姫命世記などを紐解きながら、巡幸の秘められた意味を探ってみましょう。

    講師:池田雅之
    (早稲田大学名誉教授・比較文化論・翻訳家・一般財団法人令和文化蔵理事)

  • 能楽奉納解説

    2月5日(月) 18:00~19:00 「翁」・「高砂」
    2月6日(火) 18:00~19:00 「箙」・「羽衣」
    2月7日(水) 18:00~19:00 「三輪」・「石橋」

    天照大神が長旅を終えて五十鈴の川上に鎮まられた喜びの日、終夜に及ぶ宴楽歌舞がなされたと『倭姫命世記』は伝えています。川のせせらぎが奏でる清爽の響きと森厳の場での祝宴は、きっと人々の心を魅了したでしょう。神宮と芸能との関係は、神事儀礼の面と、人々が大神への奉賛・奉納として心を形にされる面があります。後者の、伊勢猿楽三座、謡曲「絵馬」、近隣神社の獅子舞・翁舞などを中心にお話ししたいと思います。

    講師:安田 登(能楽師)

「五十鈴塾」
お申し込み先

参加費

(各回)一般 3,000円/五十鈴塾会員 2,500円

  • ※30歳以下は無料

「五十鈴塾」公益財団法人伊勢文化会議所五十鈴塾事務局

五十鈴塾のホームページでは講座詳細やお席の情報などがご覧になれます

飛天双〇能シンポジウム

“私たちの現在は、未来にとってどういう時代なのでしょう” 飛天双〇能が能楽奉納を行う理由

奉納前日に於いて「伝統的なものづくり」と「奉納文化」の理解を深めるためシンポジウムを開催致します。

2部制にて多方面の専門家より現在の伝承技術継承の実際の話を伺う試みです。このような試みは是迄になかったわけではありませんが、昨今滞りや失いつつある何かを感じている者たちが伊勢の地に集い、いま消えゆきつつあるものを浮かび上がらせてみる事により、私たちが今後どのように生き進めるかの手掛かりをみつける事が目的です。

このシンポジウムは古い時代は良かったという懐古主義ではないのです。私たちに古来より奥底に染み付いているDNAは今でも存在しているのか否かを試されている氣がしてなりません。多種多彩な皆様と共に伊勢の飛天双〇能奉納を通して、生活・伝承文化を強く深く、未来へ継承の一助となりますれば幸いです。皆様のご参加をお待ちします。

第一部

神宮と芸能

13:00~14:10(70分)

参加者(予定)
調紐職人、木地師、皮職人、染料農家、麻織姫、麻農家、他

第二部

奉納から読み解く日本文化(進行・大倉正之助)

14:20~15:30(70分)

参加者(予定) 五十音順

  • 荒木泰恵(東京藝術大学美術学部附属古美術研究施設 助教)
  • 池田雅之(早稲田大学 名誉教授)
  • 音羽 悟(神宮司廳 神宮参事)
  • 柿坂神酒之祐(天河大辨財天社 名誉宮司)
  • 加藤良次(横浜美術大学 学部長)
  • 九鬼家隆(熊野本宮大社 宮司)
  • 後藤俊彦(高千穂神社 宮司)
  • 佐伯康人(シゼンタイ 代表)
  • 中野幸彦(多賀大社 名誉宮司)
  • 宮本 孝(開成山大神宮 宮司)

予定

能楽師紹介・ゲスト紹介

16:00~16:30(30分)

交流会

16:30~17:30(60分)

展示

能装束、奉納に使う復元品(材料)、能面(伊庭貞一作)

展示頒布予定

麻製品、絹製品、紙製品、飛天双〇能コラボレーション品

無償体験ブース

「YOKUNAL」90年の歴史ある・高電位療法

シンポジウム
参加お申し込み

日程 2024年2月7日(水)
時間 12:00開場、13:00開会、17:30閉会
場所 伊勢市 神宮会館内 大講堂
(住所:三重県伊勢市宇治中之切町152)

飛天双〇能 実行委員会

“直会(なおらい)”

祭祀のため行った斎戒を解き“直会(なおらい)”によって、奉賛者、奉納者、演者、参列者と共に能楽奉納の神饌を分かち合うふるまいの時間です。温かなスペースにてくつろぎください。そして…、次年度の飛天双〇能にむけて。どうぞご参加ください。

「直会」参加お申し込み

内容 能楽師からのご挨拶。職人からのご挨拶。
交流会(参加者たちとの写真撮影など)
日程 2024年2月8日㈭
時間 16:00~18:00
会場 伊勢市内 神宮会館ラウンジ(予約必)
参加費 飛天双〇能 奉賛会員 2,000円(お弁当代)
一般 10,000円(お弁当込み)

飛天双〇能 実行委員会

伊勢への旅

飛天双〇能 能楽奉納&各々プログラムにお出かけくださる皆様へ、伊勢への“旅の窓口”を開設致しました。宿泊先等のご相談は下記までご連絡ください。なるだけ待ち時間のないようにと、伊勢はタクシーの数が多くないもので2月7・8日の会場とホテル間の送迎バス(有料)の準備もしています。問い合わせください。

「伊勢への旅」
お申し込み・お問い合わせ先

三重交通南勢旅行支店
飛天双〇能窓口
(担当:室田/小西)

〒516-0016 三重県伊勢市神田久志本町1509-4

大倉正之助

  • 能楽師大鼓方大倉流 重要無形文化財総合認定保持者
  • 文化庁 日本遺産大使
  • 一般財団法人令和文化蔵 代表理事
  • NVP Japan Ambassador
  • 日本バイクオブザイヤー審査員

大倉流小鼓十三世祖父・故大倉長右衛門、大倉流小鼓十五世父・故大倉長十郎より小鼓の稽古を受け九歳で能舞台 独鼓『難波』初舞台。その後、大倉流大鼓長老、故吉田太一郎師より大鼓の稽古を受け十七歳で舞囃子『小袖曽我』より大鼓に転向する。葛野流大鼓 故瀬尾乃武師(人間国宝)に師事。

伝統的な能舞台での活動と能楽普及活動の一環として、鼓や能楽囃子を中心とする体験授業を各教育機関に於いて展開。2023年から12年に及ぶプロジェクト能楽奉納「飛天双〇能」主宰を勤める。

能舞台での活動の他、国内外の様々なジャンルのアーティストとのライブパフォーマンス活動など幅広く活動。様々な分野との融合イベント等多元多角的要素のプロデュースを行う。

2023年1月8日より、多賀大社より12年計画の能楽奉納「飛天双〇能」を再開。今回の目的は日本古来より伝わる生活文化を支える伝承技能匠の世界と共に未来創造を目指す。

  • ・1980年代、世界中を能楽公演旅行展開及びアメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスに拠点を設け、全米で「TSUXMA」能楽囃子音楽グループ活動展開する。
  • ・1985年 栗崎昇が華道家人生集大成の生け込み飾花転身の舞台(スパイラルホール)にて大鼓独奏演奏(オオツヅミソリスト)として初デビュー
  • ・1993年より12年計画の能楽公演
  • 「飛天双〇能」を主宰し現代能楽の様々な表現の可能性に挑んだ結果インダストリアルデザインに影響を与え12年目にはヤマハよりオートバイ「MT-01 鼓動」が発売された。
  • ・ロサンゼルス郊外スーパーボールアリーナにおいてイーストウエスト・ファウンデーション主催、ダライ・ラマ、ノーベル平和賞受賞記念イベントに於いてアレン・ギンズバーグと共演
  • ・アメリカインディアンAIMリーダーであるデニス・バンクスと共に、日本の音・ネイティブアメリカンの音とのコラボレーションによる世界ツアー展開
  • ・デニス・バンクスの仲間達スーパープロデューサーでドラマーのナラダ・マイケル・ウォルデン、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのメンバーであるグレッグ・エリコ、ゲーリー・ダンカンなどのメンバーとCD制作「WORLD BEAT」
  • ・ニューメキシコ州タオス・プエブロインディアンのフルート奏者・ロバート・ミラバルとはお互いに兄弟として認識しており様々な演奏活動を共にしている。
    六本木ヒルズのオープニングイベントではアリーナに赤土を敷き詰め世界遺産タオス・プエブロを再現し鎮魂のコンサートとした。
  • ・新国立劇場「如風」公演にてロバート・ミラバルと共に音楽制作し舞台制作
  • ・平成天皇皇后両陛下御前宮中庭園での大鼓独奏
  • ・クリントン大統領来日時御前大鼓独奏
  • ・ゴルバチョフ大統領来日時演奏 2000年キリスト生誕祭ミレニアム紀
  • ・バチカン市国にて世界7ヶ国の代表として日本より大倉正之助、アメリカ
  • ・ディオンヌ・ワーウィック、カナダ ジノ・バネリ、イギリスブライアン・アダムス、他のアーティストたちと共にローマ法皇より招待され7,000人の前で大鼓独奏を披露する。その際の映像はイタリアRAIにより世界配信される。
  • ・世界的ヴァイオリニストIvry Gitlisと共にスイスルガーノにて開催されるマルタ アルゲリッチの演奏会に2年に亘り、3人でクライスラーの曲をコラボ演奏。
  • ・埼玉スーパーアリーナに総合格闘技PRIDE13のリングにてオープニングを演奏
  • ・世界空手選手権世界テコンドー大会など様々な武道格闘技のオープニングを勤める。
  • ・2002年国立競技場にて開催された総合格闘技のダイナマイトに於いて約10万人の観客を前に聖火台で大鼓独奏演奏
  • ・2005年鈴鹿サーキット世界オートバイ8時間耐久レースのオープニングにて大鼓独奏演奏
  • ・その他にも様々な分野の国内外のアーティストたちとの共演を無数に行う。
    ライブペインティング 黒田征太郎、カズ・ヤナギ 他
    インスタレーション  ナムジョン・パク 他
    書道パフォーマンス  海老原露厳、紫舟 他
■ オートバイイベント
  • ・1994年~2003年「グローバルライダーズミーティング」
    10年間日本中各地を毎年ツーリング後半は韓国やアメリカツーリングを世界中のライダー達と共に行う。
  • ・日本を代表する熊野本宮公認オートバイクラブ
    1990年設立「二輪睦 八咫烏ヤタガラス」二代目会長を務める。
  • ・1990年代GKダイナミックス代表 故 石山篤との交流により新しいオートバイデザインに影響を与えその後2000年のモーターショーに於いて大倉正之助の大鼓演奏からインスタレーションを得たオートバイ「MT-01 鼓動」が誕生した。
  • ・ダイナミックデザイン宣言 - GK Design Group https://www.gk-design.co.jp/GK_Report/GKReport_08.pdf?shem=iosic
■ テレビ出演
  • ・NHKミッドナイトジャーナル
  • ・ニュース23出演
  • ・たけし誰でもピカソ EXILEとコラボ
  • ・島田紳助バリバリバリュー
  • ・NHKドキュメンタリー BS
  • ・テレビ東京ドキュメンタリー モナコ公国ガルニエ劇場 能楽公演特番

その他テレビ出演多数

■ ラジオ番組出演
■ 新聞記事取材多数
■ 広告
  • ・テレビCMメルセデスベンツ

シンポジウム、能楽奉納、直会のお問い合わせ

飛天双〇能 実行委員会

奉賛会員の募集

飛天双〇能では年1回12年に及ぶ能楽奉納を開催する計画をしています。2024年2月8日神宮でのご奉納が第2回目となります。引き続き企画意図にご賛同くださる方を募っております。奉賛会員のお申し込みもお待ちしております。